「7」と同様に[3]も[2]を超えるという意味だそうです。[2]を超えるといいますのは、[有・無] [勝・負] [損・得]というような両極端に偏った考え方を離れ、中道の生き方をするということを意味します。

中道というのは、仏教で悟りを目指す上で大切な考え方であり、お釈迦様の言葉で「2を超える生き方をせよ」とおっしゃられている、そういう意味で[3]という数字も大切にされるそうです。

そこから、仏教のたいせつな数字のついた年忌だけはお勤めしようということが習慣化し、[3]と[7]のつく年忌が行われるようになった、ということです。

ただし、年忌法要で大切なのは[3]や[7]の数字にこだわるのではなく、その数字に込められた「迷いを離れる道を歩む」ということです。

 

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