神葬祭では死は穢れであるとされているため、死霊が戻らないようにと遠回りをしたり、埋葬する前に棺を3回回して方角がわからないようにするなど、様々な儀式が行われていました。

多くの場合、位牌やお膳などは故人と血縁関係が深い親族が持ち、天蓋・杖・香炉はそれに次ぐもの、旗や松明、高灯篭などはその他の参列者が持ちます。

松明や高灯篭は野辺送りの先頭に立って魔除けをし、墓地まで安全にご遺体を運ぶ役割を担っていたようです。

 

小山聖苑葬儀専門店 (有)誠和葬祭