送り火は、お盆の間に一緒に過ごした先祖の霊を送り出すもので、15日か16日に行われます。

迎え火・送り火の際にはナスとキュウリの精霊馬を飾る地域が多くあり、これはお盆にご先祖様が行き来するための乗り物としての意味があります。

キュウリは足の速い馬と見立て、ご先祖様が早く帰ってこれるように、牛に見立てたナスは少しでも長くともに過ごし、供物をたくさん持ち帰れるように、という意味があります。

地域によっては、意味の違うところもありますし、風習がないところもあります。

事前にご自身の地域や宗派で、お盆の形などを調べてみるのもよいでしょう。

 

小山聖苑葬儀専門店 (有)誠和葬祭