野辺送りでの葬列の役割は、故人との間柄で変わります。

まず、切れ目を入れた白い紙を棒に巻き付けた四華花、香炉・お膳・位牌・天蓋・棺の順に続き、位牌は喪主、供えた飯椀は喪主の妻が手にします。

昔は、葬列の規模によって故人の社会的な地位などが示されるということから、葬列のために人を雇うなど、時代とともに葬列は派手になっていき

遺族の経済的な負担は大きなものとなりました。

しかし、長い列で練り歩くことが交通の妨げになる等の理由で、野辺送りは徐々に廃れていきます。

現在では、霊柩車が使われるため見られなくなっています。

 

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