神棚封じの期間は忌中と同様、忌明けに神棚封じを解きます。
[ いつまで忌中とするか ] は宗教によって異なりますが、神道では50日目が目安とされております。
五十日祭を終えると忌明けを迎えるため、神道に倣う場合はそのタイミングで半紙を取ります。
仏教を信仰しているご家庭では、忌明けである49日に神棚封じを解くことが多いようです。
故人がひとりで住んでいたなどの理由で、忌明けの日に神棚封じを解くことが難しい場合は、忌明けを過ぎてから神棚封じを解いても問題はありません。
忌中とは、どちらかというと神道よりの考え方です。
仏教においては本来このような [ 忌中 ] は存在しないと考えるのが自然です。
なぜなら仏教においてはそもそも [ 死とは穢れである ] とする考えがないためです。
ただし神道と仏教には共通する部分も多いため現代では仏教でも [ 忌中 ] という言い方をすることがあります。
また地域によっては異なることもあり、亡くなった方との関係性によっては30日間を忌中としている地域もあります。
なお、仏教や神道ほどは頻繁には使いませんが、キリスト教の場合でも [ 忌明け ] という言葉を慣例的に使う場合もあります。
忌明けや日数などにご不安な方は、お住まいの地域の氏神神社に確認することをおすすめします。
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