[大往生] 自体は、いけない表現ではありませんが、遺族に使う場合は注意が必要です。

大切な家族を亡くして悲しんでいる遺族に [大往生ですね] などと言うと、 [もう長生きしたのだから、死んでも良いだろう] という意味に捉えられかねないからです。

長生きしたように見えても、遺族はもっと長く生きてほしかった・・・と考えているかもしれません。

[お元気だったのにとても残念です]  [どうぞ気を落とさずに] といった、寿命などには触れないように気遣う言葉が良いでしょう。

逆に遺族が故人に対して [大往生] を使う分には問題ありません、。

[大往生で、故人も満足しているでしょう]  [天寿を全うしたので、心おきなく見送ることができます] などは遺族側が使う表現になります。

 

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