日本には年に2回 [春分の日] と [秋分の日] をそれぞれ中日とする前後7日間の [お彼岸] があります。

その際、お墓参りをする風習があります。

そもそも、彼岸とは仏教用語で [この世から見た向こう岸] つまり極楽浄土や煩悩を脱してたどり着く悟りの境地を指す言葉です。

お彼岸にお墓参りをするようになったのは、仏教用語の持つ意味合いと日本人の心に根づいた先祖供養の精神が結びついたものと考えられます。

こうした事情を背景に、日本人にとってのお墓はいろいろな精神的な役割を持つようになりました。

 

※ お墓を通じて故人を偲ぶ

亡くなった方の魂が宿るとされているお墓は、残された方が故人を想い、その冥福を祈るための中心的な存在です。

時間とともに次第に薄らぐ [故人と過ごした記憶] を確かめ、つながりを確認できる心の拠り所としてお墓は、ご遺族を支えています。

 

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